公認会計士　若松謙維先生 「公会計研究会」 平成１６年２月１９日、前衆議院議員で公認会計士の若松謙維先生を講師にお迎えし、「公会計について」というテーマでお話いただきました。 若松先生は、公認会計士としてご活躍後、衆議院議員を３期務められ、任期中には実務家及び政治家としての立場から公会計について積極的に関わられた経験をお持ちで、公会計分野の第一人者でいらっしゃいます。 今回のお話では、ご自身のご経験を踏まえて公会計についての現状を分かりやすく解説していただきました。 公会計充実へのこれまでの取組みとして、国の貸借対照表（試案）、特殊法人等の行政コスト計算書、独立行政法人の財務諸表など現在トピックスとなっている論点について、企業会計との比較の観点からお話をしていただき、漠然としていた公会計についての基本的な理解を得ることが出来ました。 また、総務副大臣まで務められた経験ならではのお話もご披露いただき、通常なかなかお聞きすることが出来ない貴重な経験をすることが出来ました。 お話をお聞きした印象では、まだ公会計分野は発展途中で、今後さらに精緻なものとなっていくことが期待される分野であると同時に公認会計士として積極的に携わっていくことが出来る分野であると実感いたしました。 大変お忙しいお立場ながら、快く講師をお引き受けいただき貴重なお話をしていただき、誠に有難うございました。