12月1日（月）、第4回月例会「日本公認会計士協会会長との対話の集い ― 5つの目標について、南会長に聞こう、話そう！」を開催し、南成人日本公認会計士協会会長にご講演いただきました。 南会長には「今後の会計士業界の展望と公認会計士協会の役割」と題し、新執行部の体制や経営方針について、協会が掲げる5つの目標を中心にお話しいただきました。協会が掲げるビジョン「信頼を創り、次世代が輝く社会へ」を実現するためには、監査の信頼性および魅力の向上が最も重要であるとのお話があり、この点について特に重点を置いてご説明くださいました。 ステークホルダーとの信頼関係の確立、若手が「そうありたい」と思える監査の将来像の提示、それを支える監査報酬体系のあり方など、さまざまな観点から詳細にお話しいただきました。また、社会課題解決への貢献、優秀かつ多様な人材の確保・育成、会計リテラシー向上、持続可能な基盤づくりなど、多岐にわたる取り組みについても伺うことができました。 会の終盤には、南会長が日頃大切にされていることとして、 ① 人とのご縁を大切にすること ②...

～ガバナンスを中心として （講師： 江戸川泰路 氏、大杉泉氏）   公認会計士・公認会計士試験合格者の皆様 公認会計士および公認会計士試験合格者の皆さま、第53期第5回の月例会を2026年1月30日（金）に開催します。今回はEDiX Professional Group江戸川公認会計士事務所代表の江戸川泰路さんと大杉公認会計士事務所所長で『ベンチャー企業・中小企業のための監査役・監査等委員の教科書（税務経理協会）』の著者でもある大杉泉さんに「スタートアップへの関わり方～ガバナンスを中心として」をテーマにクロストークをしていただきます。お二人に公認会計士としてスタートアップ企業にコンサルや組織内会計士、ガバナンスプレーヤー（社外取締役、監査役等）としてどのように関わっていくべきか、スタートアップ企業の特徴を踏まえて熱く語っていただきますので、ぜひご参加ください。 なお月例会終了後、20：30より懇親会（任意参加、5,000円程度）を開催いたします。意見交換や交流の場にぜひご活用ください。 【日時】 2026年1月30日（金）19時00分～（18時4

11月17日(月) に第3回 月例会を開催しました。タイトルは「『会計×〇〇で世界が広がる』平林亮子さん・梅澤真由美さんに学ぶ“前例なきキャリア“の切り拓き方」。 今回お二人には、監査法人退職後に選んだもの、選ばなかったもの、そしてその後どのようにキャリアや専門性を伸ばしてこられたのか伺いました。事業会社で経営側の経験を積み、コンシューマービジネスや管理会計を専門性として伸ばされた梅澤さん。一方、専門性は意識しなかったけれど、やってみた仕事がまた次の仕事に繋がるという形で、コンサルや執筆、音楽活動など仕事の幅を広げてこられた平林さん。それぞれスタイルは違っても、新しい仕事にチャレンジする心意気や、経験や思いを活かしながらご縁を紡ぎ続けられているストーリーを興味深く伺いました。 また、月例会終了後には同じ会場で懇親会が行われ、講師のお二人も参加されて、会場のあちこちで話に花が咲きました。 次回は12月1日(月)。「日本公認会計士協会会長との対話の集い ～５つの目標について、南会長に聞こう、話そう！」を開催します。 南会長のお話を伺える（TACに通っ

10月20日(月) に第2回 月例会「 多様な現場で活きる監査の知見 ― 元会計検査院長と語らう会」を開催しました。 講師は元会計検査院長の森田祐司さん。 　森田さんにはまず会計検査院が何をしている所なのか、検査官や会計検査院長とはどういった役職であるのかをお話しいただきました。そして、会場の皆さまからもご質問いただきながら、実際の業務、歳入・歳出の検査には、税務署や国からの出資団体や補助金の交付を受けている団体や都道府県や市町村も対象となること、検査の観点とリスクアプローチとの関連、会計検査院長としてあたられていた検査以外の国家行事についてなど、幅広いお話しを伺いました。 　参加者からの質問では、森田さんのお話の内容についての質問や、自治体の監査委員や出資団体や補助金交付団体の監事など、公認会計士として会計検査院の検査対象となる団体に関わっている方からの日頃の疑問などがあり、時間がいくらあっても足りない位でした。 　月例会終了後は近くの居酒屋で懇親会が行われ、こちらでも森田さんを囲んで話に花が咲き、興味深いお話の数々にあっという間のお時間でした