
テーマ:「第三セクターの改革について」 第7回月例会は、中野 祐介氏(総務省自治財政局公営企業課 理事官)をお招きして開催しました。
今回のテーマは総務省の公営企業局という、いわゆる地方公共団体の第三セクターの抱える課題と政府としての対応についてお話をいただきました。
第三セクターは20年程度前には官でも民でもない、新たな企業形態として社会から大きな期待を寄せられていましたが、現在は各自治体の財政を圧迫するような事業となってしまっているものも多く、その現状に関する統計データなどについて解説をいただきました。
その上で、現在、政府が主導してこれらの整理を積極的進めており、地方財政の健全性を図る指標の設定~経営改革を進める仕組み~建て直し不能な事業の整理まで、政府としてどのような制度的なバックアップを図っているのかについてお話を頂きました。
また、包括監査の中でも出資比率などに応じて監査の対象となりうる範囲などをお示しいただき課題認識をさせていただくことができました。会計士に対する機体などについても後の懇親会でもお話をいただき、会員側でも公会計に携わっている方も含めて話が盛り上がりました。
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