top of page
  • 執筆者の写真清風会 公認会計士

第47期第2回月例会実施報告「ベトナム投資について知る ~ホーチミン、ハノイ、ダナン~」


【講師】

ホーチミン:藤田舞氏 ハノイ:永井義直氏 ダナン:小黒健三氏(第44期清風会代表) モデレーター:吉田恵美(第47期清風会代表)


第47期第2回目の月例会は、ベトナムをテーマにパネルディスカッションを行いました。

日本と同様に南北に1,650kmと長く、南北では考え方や商習慣に違いもあり、また、旺盛なアウトバウンド投資が行われている一方で、共産圏であり特有の事情も多いことから、現地をよく知る3人の会計士の方にざっくばらんにお話いただきました。


ホーチミンでの業務経験もあり、さらにベトナム公認会計士試験にも合格されている藤田舞氏には、ベトナムの監査制度及びその監査手続きについてお伺いするとともに、ベトナム特有の商習慣についてどのように捉えることができるのか、ヒントをいただきました。

ベトナムに限らず、中国をはじめ様々なクロスボーダー案件に関与されている小黒健三氏には、より高い視点に立ったベトナム経済の立ち位置や、中国とベトナムの比較についてお伺いすることができました。さらに、国際経験豊かな小黒氏から、ダナンの魅力を伺い、ダナンへの興味関心が高まった方も多い場となりました。

直近までハノイに滞在されていた永井義直氏には、ハノイのみならず、より実務的なベトナムの制度や商習慣といった質問にも的確明瞭にお答えいただき、参加者の数々の疑問をあっという間に解消していただきました。


当日は、ゲストとして、ベトナム・ゲアン省出身のグエン・ドゥック・タイン氏にも参加いただきました。日商簿記検定1級を取得し、現在は、ベトナム人留学生向けに日商簿記2級及び経理実務の教育サービスの事業を展開されているとのことでした。

その後の懇親会には、タイン氏の下で学んでいる留学生も参加し、国際交流を深めることができました。


アウトバウンドの次には、必ずインバウンドがやってくると小黒氏はおっしゃられていました。今後も、日本経済とベトナム経済とは密接な関係を有すると考えられますので、この月例会が参加者の皆様のお役に立てられたなら幸いです。


閲覧数:93回0件のコメント
bottom of page