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  • 執筆者の写真清風会 公認会計士

第7回月例会報告「社会福祉法の改正に伴う会計専門家の役割の拡大について」



【講師】小澤 朋人(副代表世話人 小澤公認会計士・税理士事務所代表)

第7回月例会は、非営利法人を専門とする小澤朋人副代表世話人にご登壇いただきました。

一定の規模以上の社会福祉法人について、平成29年度から会計監査人の設置が義務化されることとなり、大変関心の高いテーマでしたが、公認会計士にとっての新しい分野でもあったため、「社会福祉法人の制度改革の背景」から解説していただきました。

現状、会計監査人の設置義務法人は全体の10%程度ですが、非設置法人であっても、「財務会計に関する内部統制の向上に対する支援業務」が公認会計士が行うことができる業務として制度に組み込まれており、実務に定着するかどうかが課題ではあるものの、公認会計士の指導的機能に対する期待が高いことを認識しました。

その他、監査制度の概要、公認会計士のリソース不足の問題、低廉報酬による受嘱の問題、行政による指導監査の課題などにも幅広く触れていただき、社会福祉法人に関与していない会員にも、実務的な情報を得られる有益な会となりました。

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