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  • 執筆者の写真清風会 公認会計士

公認会計士清風会第51期第5回月例会「公認会計士の活躍と未来に向けて」(講師:茂木哲也日本公認会計士協会会長)

昨日である2024年3月11日(月)に公認会計士清風会第51期第5回月例会「公認会計士の活躍と未来に向けて」を開催いたしました。

今回は、日本公認会計士協会の茂木哲也会長にご登壇いただきました。

日本公認会計士協会の会長のお話を伺えるという非常に貴重な講演でした。

まず、公認会計士の現況についてお話を伺いました。会員の推移につき順調に増加しているということや、監査法人に所属する会員の比率が減少傾向にあること、公認会計士協会としては、女性会計士の比率の増加を目標としていること等につき、ご説明いただきました。

その上で、公認会計士の多様な活躍についてのご説明をいただきました。本当に幅広い分野で公認会計士が活躍してることがわかりました。そして、その幅広い分野で活躍する公認会計士への様々な支援を体制を整えていることがわかりました。例えば、中小監査事務所支援や監査の魅力向上への取り組み等もなされているとのことでした。その上で、女性会計士の活躍推進とのことで、2048年度までに会員・準会員の女性比率30%、2030年度までに公認会計士試験合格者の女性比率30%を目指して、様々な対策をされているとのことでした。その他社外役員や企業内会計士や公会計・非営利分野や租税分野等への取り組みについてもご説明いただきました。まとめとして、公認会計士共通の価値は、社会に信頼という価値を提供するものであるというご説明については、とても素晴らしいと思いました。

さらに、未来に向けてとして、公認会計士とAI、公認会計士業務の効率化と高度化に向けた方向性、人材育成に関する取り組み、サステナビリティに関する能力開発、サステナビリティに関する開示基準関係、会計教育活動等、様々な論点についてご講演いただきました。

最後に、公認会計士としてやりがいを感じたこと、嬉しかったことは何ですか?との問いで締めくくられておりました。

清風会の月例会でしか伺えないような大変興味深い話をいただき、非常に有意義な講演であると感じました。

改めまして、登壇者の茂木哲也会長、誠にどうもありがとうございました。

次回第51期第6回月例会は2024年4月10日(水)18時30分からCPASSラウンジ(協会の会議室でないのでご注意ください)にて、「公認会計士のキャリアについて-若手の独立トレンドがあるが、果たして?-」との内容にて、株式会社PCP(ピー・シー・ピー)代表取締役 桑本慎一郎氏と、CPAキャリアサポート株式会社 代表取締役 中園隼人氏のお二人にご講演いただきます。

是非ご参加いただけますと幸いです。





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